この記事では、GoogleのAI Geminiを利用した資格取得のための学習方法について解説します。
内容はAWS SAA(ソリューションアーキテクト アソシエイト)の学習になっていますが、その他の資格全般に活かせる内容となっています。
この記事を読むと:
- 効率的な資格の学習方法がわかる
- 移動中など、手軽にスマホで勉強ができる
- 無料で試験対策ができる
資格対策にお金を払う時代は終わった
これまでの資格と言えば、試験対策テキストやオンラインカリキュラムなどの効率よく学習する手段にはお金を払う必要がある、というのが常識でした。
それもそのはず、膨大な出題範囲を解りやすくまとめ、試験に出やすいポイントや最新情報を押さえ、練習問題を作成する。といったとてつもない労力がかかるものにコストがかかって当然なのです。
しかし、AIが登場してからこの常識は終わったと感じています。
AIは学習によって膨大なデータを取得し、試験範囲に沿って情報を出力する能力を持っているため、これまで人間が時間をかけてきたことをノーコストでやってしまいます。
練習問題が欲しければすぐに出力し、間違った問題は解説してくれます。
さらに、質問すればなんでも深堀して回答してくれる、さながら家庭教師のような役割を持っています。
これは革命です。あと商売上がったりです。
とは言え利用しない手は無いです。
Gem 学習コーチとは?なにができる?
この記事では Gem 学習コーチ というものを使用してみたいと思います。
まず Gem とは、Google Geminiをベースとした特定の役割やタスクに特化した「自分専用のGemini」をカスタマイズできる機能です。
以前は有料だったようですが、2026年3月現在では無料で使用できます。
その中の Gem学習コーチ(Learning Coach)は Google公式が提供しているプリセットの一つで、「理解を深めるための導き」に特化したAI家庭教師 らしいです。(Gemini本人談)
Gem学習コーチは以下のようなことができます。
資格取得までの学習プランを作成
学習を始める際に何から手を付ければいいのか、どういったペースで進めればいいか、と悩むことがあるかと思いますが、試験日を伝えればそこから逆算した学習プランを作成してくれます。
直感的に理解しやすい説明
説明を聞いても「?」となってしまう内容を、直感的にわかるような例えを混ぜつつかみ砕いて説明してくれます。
逆にユーザー側が「これって〇〇みたいなもの?」と質問すれば、合っているかどうか判断してくれます。
もちろん理解できるまで付き合ってくれます。
画像で視覚的に説明
画像生成能力があるため、「図で表してみて」「画像で見せて」と言えば、説明した内容に沿った画像を作成してくれます。
注意点としてはAIは日本語(特に漢字)の画像出力が苦手なためテキストは英語で出力されることが多いです。
問題の作成・解説
練習問題を作成し、間違えれば詳しく解説してくれます。
実際の試験で出やすいポイントや覚え方のコツ、苦手な分野も把握して重点的に問題を作ってくれます。
興味があれば自身でGemを作成することもできます。
Gemの作成方法は GeminiアプリでGemを使用する でご確認ください。
Geminiを使用するにあたっての注意点
Geminiに限らずAIを使用する場合に気を付けるべきこととして、「AIは間違える可能性がある」ということです。
おかしなことを言っていると思った場合は自分で調べることをオススメします。
とはいえAWS SAAの資格試験のような明確に正解が決まっているものはほぼ間違えることは無いと思います。安心して学習を進めましょう。
Gem 学習コーチを使ってみる
ここからは実際にGem学習コーチを使ってみます。
まずはGoogleGeminiにアクセスし、左上のメニューを開き「Gem」を押下します。

Gemマネージャーの中の「学習コーチ」を押下します。

資格名、試験日、学習ペースなどを伝え、学習プランを作成してもらいます。
いつでも受けられる試験なら、試験日も相談してみるのもオススメです。
以下はプロンプトの例です。
以下の条件で資格取得のための学習プランを作成して
資格名:〇〇〇〇
試験日:〇月〇日、〇カ月後 など
今のレベル:全くの未経験、基礎はわかる、実務経験あり など
学習ペース:1日〇時間、週〇時間、余裕を持った

問題なさそうなので、さっそく学習プランの最初から始めてもらいます。
ここからは解説と試験で出るポイントなどを解りやすく説明してくれます。
何も言わなければテキストしかくれないので、疑問があれば質問したり画像を使った説明をお願いしながら学習を進めていきましょう。

ちなみに画像をお願いするとこんなのが出てきます。
見切れてますが、この画像の下にはテキストで詳細な説明があります。

一区切りつくと「小テスト」や「クイズ」を出して理解できているか確認してきます。
だいたい3択から選ぶ感じです。間違えた場合は問題を詳しく解説してくれます。

これを繰り返して学習していきます。
学習プラン通りの良いペースで進んでいると「今日はここまでにしますか?」と言ってくれるので、そこが辞め時です。
次回学習するときに話しかければ続きから進めてくれます。
最後の追い込み!フラッシュカードで練習問題
Gem 学習コーチは1つずつ丁寧に説明してくれるのが強みですが、その思想が邪魔をして試験直前のとにかく問題を多くこなすのが不得意です。
そのため最後はGem学習コーチではなく通常のGeminiに問題を出してもらいましょう。
「試験名」「問題数」「フラッシュカードで作成して」と伝えると、以下のような形式で作成した問題を表示してくれます。

回答をタップすれば正解・不正解を表示してくれるので、通勤・通学や時間が無い時など、スマホで簡単に学習が進められます。これが非常に便利。
ただし、Geminiはフラッシュカードで何が不正解だったかを取得できないようで、解説が必要なときは「問〇の解説して」のように伝える必要があります。
ラストスパートとしてどんどん問題を解きましょう。
まとめ
今回はGeminiおよびGem学習コーチを使用した資格試験対策について解説しました。
ポイントをまとめると:
- Gemコーチによる学習プラン作成と実行
- Geminiフラッシュカードによるラストスパート
正直なところ、すごいと感じると同時に怖いとも感じました。
僕らが頑張って勉強していることは既にAIが知っていること。少なくとも資格に関してはそう思ってしまいました。
とは言えAIが正しいかどうかを判断する人間は必要。使う側で居続けるためにも日々精進ですね。