仕事や運動で集中したいときに飲むエナジードリンク。
最近は種類も多いですが、エナジードリンクという名前でありながらエナジー(カロリー)がゼロという相反する商品が存在します。
今回は「エナジードリンクにカロリーは必要なのか?」、「どう使い分ければいいのか?」という疑問を解消すべく、エナジードリンクの中でも定番商品のレッドブル・モンスターエナジーから、糖質ありと無し(カロリーゼロ)の計4種類を比較・検証していきます。
レッドブルは355mlの大容量缶もありますが、今回は同価格で比較するため250ml缶としています。
エナドリとカロリーゼロ エナドリの成分比較

まずはエナドリ4種の成分を比較してみます。
2026年4月時点のものです。
| 項目 | Red Bull 白桃フレーバー | RedBull シュガーフリー | モンスターエナジー | モンスターエナジー ウルトラ(白) |
|---|---|---|---|---|
| 内容量 | 250ml | 250ml | 355ml | 355ml |
| エネルギー | 112.5 kcal | 0 kcal | 177.5 kcal | 0 kcal |
| 糖類 | 26.75 g | 0 g | 42.6 g | 0 g |
| カフェイン | 80 mg | 80 mg | 142 mg | 142 mg |
| アルギニン | 300mg | 300mg | 約443mg | 約443mg |
| その他成分 | ビタミンB群 など | ビタミンB群 など | 高麗人参エキス L-カルニチン D-リボース など | 高麗人参エキス L-カルニチン ガラナエキス など |
| 税込価格 | 230円 | 230円 | 230円 | 230円 |
容量の違いもあり、成分はモンスターエナジーがほぼ1.5倍となっています。
100mlあたりの成分を見るとモンスターエナジーの方がカフェイン量が少し多い以外は大きな違いはありません。
その他成分は、レッドブルはビタミンB群を中心としたシンプルな配合、モンスターエナジーは高齢人参やガラナが漢方エキスが配合されています。
価格はいずれも230円であり、容量の差を考えるとモンスターエナジーの方が高コスパとなっています。
1日1本ずつ、実際に飲んで検証
実際に飲んで、集中力・パフォーマンスを検証していきます。
条件は以下です。
- 朝、仕事の30分前から飲み始める
- 一気に飲まず時間をかけてチビチビと飲む
- 朝食は抜く
今回はカロリー有無の差を確かめるためでもあるため、朝食は抜いての検証です。
では実際に1日目から行ってみましょう。
検証1日目:RedBull 白桃フレーバー
まずはRedBullのカロリー有から始めることにしました。

味:白桃のような濃厚な甘さ
まず一口飲んで、美味しいと感じました。
エナジードリンク感は薄く、何も言われなければ普通のジュースとしか思わないでしょう。
果汁は入っていませんが、まるで白桃の缶詰にかぶりついたような濃厚な甘さがあります。
個人的にはかなり好きな味ですが、人によっては甘すぎて苦手な人もいるでしょう。
2時間ほどかけてチビチビと飲みました。
効果:お昼過ぎまで集中継続
少しずつ飲んでいた影響もあってか、飲み始めてから4時間以上もの間、集中力が途切れず仕事を続けることができました。
すきっ腹に甘い飲み物を摂取するため血糖値上昇による眠気が発生するかも?とは考えていましたが、ジュースのような味なのにさすがエナドリと言うべきか、全く眠気はありませんでした。
味が良く集中力を維持できたので箱買いしようと思ったのですが、なんと今はAmazonで取り扱いが無いらしい…巨峰・マスカット・アップルなどはあるようなのでそちらも試してみようかな…
検証2日目:RedBull シュガーフリー
前日に続いてRedBull。今度はカロリーゼロです。

味:酸味が強くエナドリらしいパンチ
まず一口飲んで感じたのは強い酸味。そしてエナドリらしいケミカルな味。
甘さはありますが、シュガーフリーなので人工甘味料っぽい甘さを感じます。
これぞエナドリという味であり、2時間ほどかけてチビチビ飲みながら刺激を感じていました。
効果:やはり少しガス欠感がある
集中力はあるものの、どこか物足りなさを感じます。
白桃フレーバーとほぼ同じ時間をかけて飲み切りましたが、やはり朝を抜いた影響からか3時間ほどで集中力が途切れ始めました。
やはり燃料無しでフルスロットルにはなれないみたいです。
検証3日目:モンスターエナジー
3日目からはモンスターエナジーの比較です。
容量の多さは大きな違いとなるのか、大きな期待を持って検証します。

味:エナドリらしくはあるがRedBullよりマイルド
RedBull シュガーフリーがかなりパンチがあったため「エナドリの標準的な味はかなり刺激が強いものなんだろう。」という先入観がありましたが、モンスターエナジーはかなり刺激が抑えられています。
一般的なジュースとは言えませんが、酸味や癖はそれほど強くありません。
RedBullのケミカルさとは違い、飲みやすさが意識されていると感じました。
量は多いのですが、2時間ほどかけて飲みきってしまいました。
効果:集中力に量は関係が無い
こちらも4時間以上、集中力が継続できました。
やはりカロリーはあったほうがエナドリの真価が発揮できるのでしょう。
ただし、「量の多さに伴って集中力がより継続する」ということは発生しませんでした。これは意外。
つまりトータルの量よりも、少しずつ継続的に飲み続けることがパフォーマンスを最大化するポイントなようです。
検証4日目:モンスターエナジー ウルトラ(白)
最後にモンスターエナジーのカロリーゼロを試します。

味:エナドリ感が少し薄れたすっきりとした味わい
RedBullより刺激の少なかったモンスターエナジーですが、さらに刺激が少なく飲みやすいのがモンスターエナジー ウルトラ(白)でした。
味としてはモンスターエナジーをスポーツドリンクで割ったようなすっきりとした味わいで、非常に飲みやすく、エナジードリンクらしからぬグビグビと飲めてしまう味です。
こちらも同じようにチビチビと飲んで…いたつもりが、30分ほどで全体の7割ほどを飲んでしまいました。
効果:ガス欠と思わぬデメリット
1時間ちょっとで飲み切ってしまったことで、集中力は他と比較して長続きはしませんでした。
「飲みやすい」というのが弊害になっているようで、強い刺激があったほうが「少しずつ継続して飲み続ける」のに適しているようです。
味はかなり好みではあったものの、ゼロカロリーでもあるため、今回試した4つのエナドリの中で一番効果が短くなってしまいました。
検証まとめ
今回4つの製品を比較して感じたエナドリを選ぶポイントがわかりました。
カロリーはあったほうがいい
カロリーの有無でパフォーマンスに大きな差がありました。
昼から時間の空いた夜、「これから残業頑張るぞ!」というタイミングではカロリー有もしくは軽い食事を供にしたほうがよいでしょう。
飲みやすいのはデメリット
「一気に飲む」より「少しずつ継続して飲み続ける」のが集中を長引かせるポイントでした。
これは意外な結果でしたが、飲みやすいエナドリはすぐ飲み切ってしまうことで効果が継続できない可能性があります。
なお、RedBull 白桃フレーバーは刺激は強く無く美味しいのですが、甘味が強いため一気飲みではなくチビチビ飲むのに向いていたようです。
集中力は段違い
日ごろからコーヒーを飲むことが多いのですが、集中力という点ではエナドリが大差で勝利しました。
コーヒーは美味しいですが、仕事のお供にはエナドリのほうが向いていそうです。
検証した4つのエナドリ評価ランキング
どうせなので、検証した4製品をランキングとして紹介します。
4位:モンスターエナジー ウルトラ(白)
味は良く飲みやすい。
ただしこれはエナドリ。飲みやすすぎるのも困りもの。
3位:RedBull シュガーフリー
エナドリらしいケミカルな味わい。刺激が強いためチビチビ飲みに最適。
昼食でカロリーを摂取した後の「午後から頑張るぞ!」というタイミングに是非。
2位:モンスターエナジー
RedBullより飲みやすいが、量があるので継続したパフォーマンスを発揮できる。
量は多いのでカロリー超過には注意。
1位:RedBull 白桃フレーバー
美味しすぎる上に、濃厚な甘みで一気飲み防止。
甘すぎるのが苦手でなければ、これでいい。
まとめ
以上、RedBullとモンスターエナジーをカロリー有り無しで検証してみました。
ついつい自分好みの味を選びがちですが、「少しずつ継続して飲み続ける」というのが何より大切なようです。
僕はエナドリを買うとき「カフェインは多いほうがいいだろう!」と思ってモンスターエナジーを買うことが多かったのですが、RedBull派に改宗してしまいそうです。